「おぱらばん」読了
2010年 09月 09日
堀江敏幸さんのエッセイです。フランス、パリ郊外で暮らしていたときのエピソードがいろいろつづられています。
そしてその地ではマイノリティであること、余分なお金がないことが下地にあって、それがちょっと影を落とすこともあります。けれども、そのことによって手間がかかったり、歩いたりするなかで、ひとつのものごとに目にとまった一瞬に、文学への想いは広がっていきます。そののびやかさが読んでいてうれしくなります。
実際のところ、知らない作家の知らない本の話が多いのですが、それでもおもしろいと思えることがちょぴり不思議なのですが、本当におもしろいのです。
ところで、最後の話が「のぼりとのスナフキン」というタイトルなのですが、読んで、以前人から「スナフキンぽいですね」と言われたことを思い出しました。
それで、均一棚にあった「たのしいムーミン一家」を買っちゃったり。
そしてその地ではマイノリティであること、余分なお金がないことが下地にあって、それがちょっと影を落とすこともあります。けれども、そのことによって手間がかかったり、歩いたりするなかで、ひとつのものごとに目にとまった一瞬に、文学への想いは広がっていきます。そののびやかさが読んでいてうれしくなります。
実際のところ、知らない作家の知らない本の話が多いのですが、それでもおもしろいと思えることがちょぴり不思議なのですが、本当におもしろいのです。
ところで、最後の話が「のぼりとのスナフキン」というタイトルなのですが、読んで、以前人から「スナフキンぽいですね」と言われたことを思い出しました。
それで、均一棚にあった「たのしいムーミン一家」を買っちゃったり。
by takibi-library | 2010-09-09 23:57 | いつも読書