☆「ひとたびはポプラに臥す4」
2004年 04月 24日
「一人の男が飛行機から飛び降りる」は、ずっと読んでいると、変な気分になりそうなので、「ひとたびはポプラに臥す4」も平行して読むことにしました。
読み始めていきなり、立ち止まらせる言葉があったり、私の好きな本からの引用があったり、とても幸せな読書時間になっています。
宮本さんが知人Kさんから聞いた、R・リー将軍(アメリカ南北戦争のときの南軍総司令官)の言葉。
この言葉を思い出した宮本さんは、「それにしても、人によってさまざまな「木立」があることでしょうが、いかなる人も「自分の木立」をみつけなければならないと感じ入った次第です。」としています。
「私の木立」はもとより、「私の河」は何か。
私は何を越えて、どこにたどり着くのか。
それを真摯に考え、考え続けて生きていきたいです。
読み始めていきなり、立ち止まらせる言葉があったり、私の好きな本からの引用があったり、とても幸せな読書時間になっています。
宮本さんが知人Kさんから聞いた、R・リー将軍(アメリカ南北戦争のときの南軍総司令官)の言葉。
「河を渡って木立の中へ」
"Across the river and into the trees"
(以下、宮本さんが引用している、評論家・扇谷正造氏によるこの言葉の紹介文)
―R・リー将軍は、いつも大会戦の折には、指揮刀をふりかざし、
<前進!>
と全軍に号令をくだしてから、自分自身にそっと「河を渡って木立の中へ」とつぶやいたといわれている。それは何を意味するのか? <河は目前の戦闘である。この戦闘できょうもまた何十人、いや何百人の兵隊が斃れるかもしれない。ひょっとしてこの自分自身も・・・。しかし、この戦闘がすめば、向うの河岸には木立の下の憩いが自分を待っている>という意味である。
この言葉を思い出した宮本さんは、「それにしても、人によってさまざまな「木立」があることでしょうが、いかなる人も「自分の木立」をみつけなければならないと感じ入った次第です。」としています。
「私の木立」はもとより、「私の河」は何か。
私は何を越えて、どこにたどり着くのか。
それを真摯に考え、考え続けて生きていきたいです。
by takibi-library | 2004-04-24 15:38 | いつも読書