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本と音楽

村上春樹さんの「意味がなければスイングはない」を読んでいます。

意味がなければスイングはない
村上 春樹 / 文藝春秋




今日はヨガ教室の帰りに、家の近くの喫茶店Wで、先日友人が食べているのを見てからずっと食べてみたいと思っていたタマゴサンドを食べました。
タマゴサンドが出てくるまでの間、セットで頼んだキームン・ティーを飲みながら、ふと流れてくるギターの音に「はっ」としました。ショパンのピアノ曲の旋律・・・トランスクリプションだったからです。そして、ピアノ→ギターのトランスクリプションは私もCD1枚もっているので、もしや同じピアニストでは?と考えたところで、いよいよタマゴサンドが。

・・・パンとトーストしてもらうように頼むのを忘れてました(それがおいしそうだと思った理由だったのです)。
とりあえず、ヨガの後でおなかがすいていたので、じゅうぶんに自分で作るのよりはずっとおいしく食べられましたが、ちょっとしょんぼりでした。

食べながら本を読み進み、1章目の「シダー・ウォルトン」から「ブライアン・ウィルソン」へ。
シダー・ウォルトンというジャズ・ピアニストは知りませんでした。
ビーチ・ボーイズは、私がその名前を聞く頃には既になつメロでした。
それでも村上さんの文章を読んで、「この(本で取り上げられている)CDを買いたい!」と思いました。そのくらい「すばらしい!」と思う村上さんの気持ちの熱が伝わってくるのです。

つづいて「シューベルト」。
そういえばシューベルトのピアノソナタのCDは持っていないなぁと思いつつ、店員さんに「今かかっているCDは何ですか?」と聞いてみました。

そしたら、私が持っているCD、バッハのゴルドベルグ変奏曲のピアニストと同じでした!そして、私のCDにはある思い出があるのです。
それは、そのCDについて、村上さんのHP(今は「スメルジャコフと織田信長家臣団」というCD-ROMで発売してます)に投稿したときに、返事をいただいたことです。
村上さんも同じCDを持っていて、気に入っているとのことでした。うれしかったです。返事をいただいたことも、同じCDを気に入っていることも。

「シューベルト」のつぎ、「スタン・ゲッツ」に入ったところで、タマゴサンドを食べ終わり、ちょっと眠たくなってきたので、家に帰りました。
すぐにCDの棚をあさって、ゴルドベルグを聞こうと思ったら、なんと見つかりません!どこにやってしまったのでしょう・・・また少ししょんぼりです。

ま、またちょっと探して見つからなかったら、ショパンのと一緒に買いなおそうと気を取り直し、お風呂に入ってさっぱりしてからお昼寝しました。

ということで、今日は(村上春樹さんの)本と、音楽と、タマゴサンドに喜んだり、ちょっとしょんぼりしたりして、のんびりしたよい休日でした。

追伸:ギターのCDはAmazonでは取り扱っていないようでした。買ったら写真をUPします。

by takibi-library | 2006-01-29 21:02 | いつも読書  

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