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いい本とは?

「いい本」とは?

ここ数日少しずつ少しずつ考えて、結論が出ました。

私の夢の極大値は「図書室たき火をつくること」です。
図書室たき火には、いい本を置きたい。いい本しか置きたくない。
そこから、私にとっていい本とは何かを考えました。

今、私にとってのいい本は「大事にしている本」です。
そして、大事にしている本は「人と私をつないでいる本」です。

受賞作だとか、文豪の作品だとか、希少で高価だとか、何万部売れたとか、著名は書評家がほめていたとか、ほとんど影響していません。
その本のページを繰るうちに、「あの人と私」のあるひとときが薫るように立ちのぼってくるような本。
それが、図書室たき火の蔵書。

けれども、このよさはひとりよがりなので、たいてい世間一般に広く受け入れられないことが多いと思っています。
そして、それを補うのが、私の考える「よさ」を知ってもらうことと、私の文章の説得力です。

私の文章はまだつたないです。間違いや失敗も多いです。
まずは、私の考える「よさ」に共感してもらうこと、それから自分のよさを踏まえつつ、社会的にも評判も考慮に加えて「いい本」と紹介していくのが当分の方針です。

でも、それは図書室たき火の外での話。ここでは時系列的に読んだもの、ときどき打ち明け話を紹介していきます。

by takibi-library | 2007-10-20 21:25 | 図書室たき火 実践編  

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