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私にとってフレッシュな作家さん情報

この週末は実家で過ごしました。実家といっても在来線で1時間ちょっとのところなので、帰省って感じではありません。今、部屋の模様替えを計画中で、それにあたって実家にどのくらい本を置かせてもらえるか偵察してきました(笑)。それと、市内にある日本画家の記念館を訪ねる計画も立てて。

金曜日、帰る時間を連絡しようと実家へ電話をしました。私は実家の鍵を持っていないので、要注意です。すると、母は午後、市街のスポーツクラブに行くとのことなので、そこで待ち合わせをして帰ることになりました。

そのとき、いいことがひらめきました。
4年位前までの5、6年間ほどずっと髪を切ってもらっていた美容師さんを、久々に訪ねてみることにしました。ちょうど髪をバサッと切りたいと思っていたところだし、美容師さんは本好きでなのです。この人のすすめで読んだ本はかなりあります。開高健、京極夏彦、坂口安吾・・・。あと、「ノルウェイの森」以来苦手になっていた村上春樹さんの本を再び読むようになったきっかけも、この人です。

美容師さんはけっこうお店を変わったりするイメージがあるので、お店に電話をしたときはちょっと緊張しましたが、ちょうどその美容師さんが出てくれて、名前を言ったら、こちらが驚くほどよろこんでくれました。出戻る(?)お客さんはあんまりいないのでしょうか。

お店で最初に言われたこと。「変わってないですねぇ。」
私は仕事をやめたり、つまづいたりして、それなりに、少なくとも環境は変わったのですが、どうやら私自身にはあまり影響を受けていない模様です。

いろいろ話をしましたが、やっぱり私が食指を伸ばしていない作家を教えてもらえました。
それは小川洋子さん。
私も「博士が愛した数式」は読みましたが、美容師さんのオススメはそれ以前の作品だとか、「~数式」以降はほのぼの感動の話が多いそうですが、それ以前のちょっと暗めの作品が「すごい」とか。

なんて魅力的な話。これまでの実績を思えば当然です。今読んでいるホームズが終わったら、早速買いに行きます。




両親がゴルフに行くというので、ひとりで暇な土曜日に出かける予定でいました。
二人は7時前に出かけてしまい、私はひとりで起きて、洗濯物を干したり、のんびり朝食を摂ったりして、さて、出かけてみようかどうしようかと考え始めたところ、気がつきました。

「鍵、借りておくの忘れた」

そう、私は戸締りができないのです。よって、プレーンな留守番をすることに(笑)。
でも、持っていった本を読みまくり、実家の本棚漁りもできたので、それなりに楽しく、そこそこ充実した時間を過ごせたので、ヨシとします。

は~、ホントのんびりできました。

美容室も替えたし、これから月に1回、こんな週末を過ごすようにしようかなぁ。

by takibi-library | 2007-11-18 17:38 | 図書室たき火 実践編  

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