がっかりするまえがき
2008年 03月 23日
川沿いの桜並木の咲き具合を偵察し(まだまだでした)、暖かいのでベンチで少し読んでから帰ることにしました。
その本は、ある調べ物のために借りた、いろいろな職業の人にそれぞれにとっての仕事について取材した内容を集めた本なのですが、読みはじめてすぐにがっかりしてしまいました。
空はこんなに青いのに。桜も咲きはじめたというのに。
まえがきの9行目からはじまる、不特定の他者をさげすむくだりは私にとっては生理的嫌悪感しか感じられませんでした。
そして、この本に出てくる人は「(著者がさげすむ人とは)逆の人たち」という定義づけがされていて、そういう括り方も出てくる人に失礼だと思いました。
この辺でそうとうむかむかしていたのですが、続いて著者が問題と思っていることの解が最終的に導き出されないことが暗示されていて唖然。だったら問題提起なしにすればいいのに・・・。
取材先はそれなりに魅力的なのですが、著者と気が合わないのは救いようがありません。とほほ・・・。
ま、お金使ってないからいいか!
by takibi-library | 2008-03-23 14:12 | いつも読書 | Comments(0)