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古本に親しみを感じるこのごろ

book pick orchestraに入ったとき、「古本には接したことがないし、古本を“売る”ことには興味がない」と言っていたのですが、今読んでいる角田さんの「古本道場」の影響もあって、このところ古本の買付けに興味津々。

これまでは買付けよりもグラシン紙で包む“作業”のほうが楽しいことでした。今度新たに商品を置いていただく先があって、そのための商品準備が始まることもあって、これから少しずつ勉強して、お客様に喜ばれる本を探したいと思っています。

それにはまだまだ修行が足りません。アルバイトが落ち着いてきたので、「古本道場」片手にいろいろなお店を訪ねてみたいです。額に汗して!!

今のところ行きつけの数歩前の古本屋さんは、入りやすい雰囲気で、こざっぱりした雰囲気。ふつうに読みたい本がよく見つかるのがうれしいです。均一本も状態がいいし、思いのほかよい本が紛れ込んでいます。
しかし、目下の注目コーナーは、昔の文芸書です。持っていることが楽しい美しい装丁の昔の本もさりげなくおいてあります。先日は、表紙を開くと薄紙が現れ、その下に小さな美しい版画(?)がはさまっている本がありました。これは、武者小路実篤の「おめでたきひと」。物語と版画に描かれているものはあまり関係ないのですが、こういう仕掛けは最近本には見られません。思わず買ってしまいました・・・。

このいつもの古本屋さんでさえこんなに楽しいのです。いろいろなお店を回ったら、また新しい出会い、お楽しみがたくさんありそうでワクワクします。

by takibi-library | 2008-06-21 22:41 | 図書室たき火 実践編  

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