「yom yom 2008年3月号」:はっとした言葉集
2008年 08月 27日
友達に返す前に、この1冊の中で「これはっ!」と瞠目したり、膝を打ったり、しみじみうなずいたり、快哉を叫んだ(心で)言葉の数々をメモしておこうと思います。
将来、これらの作品が収録された本を読んだときは、また違うひとことに心を奪われることを楽しみに。
yom yom (ヨムヨム) 2008年 03月号 [雑誌]
/ 新潮社
角田光代「浮き草」
恋人も好きな人もいなくても、日々はきちんとまわっていくのだ
森見登美彦「或る失恋の記録」
「今回は外堀が自然に埋まった。とても幸運だった。そういうときもあるね」
涙ほど貴きは無しとかや。されどあくびしたる時にも出ずるものなり
川上弘美「どこから行っても遠い町」
おれは何も決めなかったと思っていた。でもそれは、違っていた。おれは、生きてきたというそのことだけで、つねに事を決めていたのだ。
将来、これらの作品が収録された本を読んだときは、また違うひとことに心を奪われることを楽しみに。
yom yom (ヨムヨム) 2008年 03月号 [雑誌]
/ 新潮社
by takibi-library | 2008-08-27 22:31 | いつも読書